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試験運用中。

Amazon EC2の無料ティアを試す

Amazon EC2が1年間無料というので、試してみました。とりあえずUnbuntuが立ち上がってSSHでログインできるようになりました。

セットアップの仕方はしげふみメモ : 無料でAWS(Amazon EC2,S3等)を使ってみたとかに説明があります。

なんか時々罠があって、うっかりしてるとすぐに課金されますね…。自分が不注意なだけのような気もしますが。今のところ

  • Instance Typeにlargeを選んだら$0.75取られる。無料なのはmicroだけでした…。
  • インスタンスをStopしておけば課金されなくなるだろうと思って、Stopして会社に行って帰って来たら普通に課金され続けていて、追加で$4.25ほど取られる。Terminateしないと駄目なようです。
  • regional data transferという名目で$0.02取られる。これがなんで発生したのかはっきりしないのですが、どうもapt-getの時に発生している気がします。sources.listにデフォルトでhttp://us-east-1.ec2.archive.ubuntu.com/ubuntu/と書いてあるので、これがEC2内の別のゾーンにあるということかもしれません。*1
  • Ubuntuを入れる場合はalestic.comに書いてあるイメージを使うのが普通っぽいのですが、ここでEBS boot*2を選ぶと15GBのEBSができます。しかし無料なのは10GBまでなので、このままだと課金されます。10GB*月を超えると課金なので、これはまだ課金されてないですが…。

という感じで合計$5ほど課金されました :)App Engineみたいに、自動では課金されない(無料quotaを超えたらサービスが止まる)オプションがほしいですね…。

適当に使い方をググッたときは、管理ツールとしてコマンドライン版とかFirefoxアドオンを使う説明が多かったんですが、今はAWS Management ConsoleというWebインタフェースがあるので、これを使っています。

Ubuntuについては10GB EBS版のイメージを作ってくれた人がいるので、これを指定すれば課金されずに済みます。インスタンスを作るときに、AMIを選ぶところでCommunity AMIsでami-c2a255abを検索して選べばOK。ただし、US Eastにしか置いてないので、RegionをUS Eastにする必要があります。このへんの説明に従ってAMIを自作すればいAsiaでもできそうなんですが、面倒そうなのでやめました。

2010/11/6追記: regional data transferについて追記。

*1:インターネットでの通信が(一定量まで)無料で、EC2内の通信が有料なのはちょっと妙な気がしますが、1GB $0.01とかなので気にしなくていいかも。

*2:ディスクとしてEBSを使うバージョン。instance-storeの方だとマシンを再起動するとディスクが初期化されてしまうが、EBSなら普通に保存される、らしい。